読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

書きたいテーマをどうするのか?

 投稿原稿のテーマを決めることが出来ないでいる。「文章作法」を研鑽しても書きたいテーマがなければ筆が進まない。そもそも感動する感性が鈍いので熱狂するテーマが思い浮かばない。方法の一つに新聞記事のスクラップを作ってネタを温めることもありだが、しかし、どうにもつまらない記事しか目につかない。今、この瞬間に連想できるネタがないのは仕方ないとしても数ヶ月以内には何がしかのテーマを見つけ出すことが出来るかもしれないので悩む必要はないかもしれない。

 そもそも関心が高いのは、哲学関連なので「意味論」をテーマにしたヴァン・ボークトの『非Aの世界』や『非Aの傀儡』のような作品に魅力を感じている。だからと言って自分の哲学の知見は初心者レベルなので同様な作品に哲学的な知見をちりばめた啓蒙的な作品を書くのは難しい。と言っても雰囲気だけ醸し出せればいいのであればなんとかなるのかもしれない。とは言っても「すばる文学賞」に投稿するのにSFではジャンルが違うので対象外であろう。

 純粋な文学作品とは何か?と問うたときに「人間の心理」を描きつつ「真理」を提示できることであろうと言うのが私の解釈である。では、どんな内容が書けるだろうか? 参考にすべきなのは、「仏教」と「クリティカルシンキング」に「論理療法」で、心の葛藤を克服する主人公を描くのが良さそうだ。でも、この手の作品は、すでに有りそうだ。例えば『夢をかなえるゾウ』とか『賢者の書』などがあるだろう。参考にして模倣しつつ自分のアイデアで新機軸を打ち出せば問題にはならないだろうか?

 アイデアを練るには、多読の必要性もあるのだが「小説」に時間を割くのはあまり気のりがしない。とは言っても読みたい「小説」が無いわけではないので、課題図書を上げることはできる。例えば、直近では『蜜蜂と遠雷』が面白いと思う。でも、この作品のモチーフの「文体」は参考になっても同様な作品を書くつもりはない。やはり自分が書くことにワクワクしながら読み手を唸らせる作品を書くには自分の知的フィールドで勝負するしかないだろう。となると「設定」は限られてくるだろうから読みかじりの『現象学』や『クリティカルシンキング』に『論理療法』を下地に「心の葛藤」を克服する「設定」が自然かもしれない。この件についてはしばらく寝かせて熟成させた方がいいだろう。