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暇つぶし?

頭の中を書く?

風がないと暑いくらい。だが風はまだ冷たい。

すごく晴れたいい日だった。途中までは。

女子が、女子のみの花見をしていた。

いつものコースなので仕方なく横切ったが、

「あ!猫だ猫!超ウケるんですけどぎゃははは」

みたいに言われ、かるく殺意を感じながらやり過ごす。

その並んでいるもの全部、ひっくり返してやろうかと。

ぐっちゃぐちゃになるくらい、蹴りちらかしてやろうかと。

女子のみの飲み会はエグイらしいと聞いたことがある。

とくに下ネタが酷いらしい。

なんとなくその片鱗を臭わすような、バカ騒ぎ。

昔、頭にネクタイをまいたサラリーマンの男に、

体当たりをされたことを思い出す。彼はもう酩酊状態で、

ろくに謝ることもできないくらいだった。

そのときも、非常に強い殺意を感じたが、友だちに止められた。

それ以来、花見をしている人たちが嫌いなのかもしれない。

でも、会社のある人に言われた内容が、少しうなずけなくもなかった。

ようは、祭りのように、一年間、その日を待ちわび、

その日にすべてをかけるくらいの勢いで花見をしている人も、

いるかもしれない、と彼は言った。

なるほど、と。ならば解らなくもない。

むしろ、そういう人たちを寛大に受けとめることができない、

心に余裕がない、自分がいるともいえる。

一緒になって笑いとばすくらいの、人間になれればと、

ほんの少し思った。

まだきっとその道は、程遠い。