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台湾台北日記【初日の昼食編】(長文注意)

 SNSではもう何度も何度も書いていることだが、ぼくは旅に行くとよく知らない人から話しかけられる。道を訊かれているということにしているのだが、言葉がわからないので本当は怪しげな問いかけをされていたり、変な宗教に誘われているのかもしれないが(まあ、雰囲気からふつうに道を訊かれてるのだとは思うけどね)。あと、写真を撮ってくれと頼まれることも多い。

 これが国内、百歩譲っても中華圏(ぼくは典型的な中国人顔らしい)ならわかるのだが、ハワイ、ラスベガス、ロマ、プラハといった、どう考えても地元の人間には見えないだろうというところでも話しかけられる。これがほかに誰もいないのならともかくそこそこ人がいる場所、特に上海の雑踏のなかでわざわざぼくを選んで話しかけられたときにはけっこう驚いた。

 口の悪い友人は「お前は詐欺なんかの犯罪に引っかかりかけているんだよ。いままで被害がないのは運がいいだけさ」と言うのだが、話しかけた人間は決まってぼくが日本人だとわかると決まって「しまった!」という顔をするので、ちょっと犯罪とは思えないんだけどね。ちなみに、初めてローマに行ったとき新聞紙を見せながら周りを囲んで、財布を掏ろうとした少年たちに出会ったことはあった。そのときは怒鳴ったら、それこそ蜘蛛の子を散らすように消えていったけど。

 で、今回も話しかけられましたよ。そしてまた、しまったっという顔をして去っていった、というのは本編にも書くけど。

 では、台湾旅日記初日をはじめます。

SNS関係の皆様、繰り言のような話で申し訳ない。ちょっとブログかよそで発表するかもしれないということもあって、前提として書かないといけなかったもので。以上、いいわけでした。

台湾台北日記【初日の昼食編】(長文注意)

【写真1】台北地下街の看板。って浴衣でいいの?

【写真2】昼食を食べたおしゃれなフードコート

【写真3】定宿にしているホテルの部屋

 前回書き忘れたことがあったので追加で。桃園空港で入国審査が終わったらまず行かなければいけない場所がある。両替かと思われるだろうがそれはあたりまえのことなので省略。というか一か月前にも台湾を旅したかみさんが、けっこうな額の台湾元を持っていたから今回は両替をしなかったということもある。

 行く先は空港のインフォメーション。ここでパスポートを提示して生年月日とメールアドレスを登録すればフリーWi-Fiのひとつ、「iTaiwan」のIDがもらえるのだ。旅先でWi-Fi環境があると便利なもの。しかし、日本やホテル(たいていWi-Fi環境がある)で旅に必要なことを事前に調べていればそれですんでしまうことが多い。よっぽどでないと突発的に必要になることはないだろう。なのでスマホの国際ローミングやレンタルWi-Fiに高い金を払うのはもったいないと感じてしまうのだ。

 台湾はフリーWi-Fiが発達している。その代表がこの「iTaiwan」と日本からのインターネットや松山空港などで登録ができる「Taipei Free」だ。しかもどちらかかのIDを持っていればこのふたつ、どちらも使うことができる(実はもっと選べるWi-Fiはあるようだが、すでに必要がなかったので調べなかった)。

 MRTの改札付近や主な公共施設(ぼくが経験したところでは市場なども)で使えるので、特に困ることはなかった。興味がある方はネットで調べればすぐに詳細がわかるので台湾を旅する時には試してほしい。

 これで台湾の旅が格段に快適になること間違いなし。などと書くとどっかの回し者みたいに見えるから不思議。

 で、前回の続き。桃園機場線の駅は国鉄の台北駅から少し離れている。今回の宿は台北の隣の中山駅にあるので地下街を歩いて昼飯を食べる場所を探そうということになった。

 改札を出てからすぐに若い兄ちゃんが中国語で話しかけてきた。なんだ、こりゃと思いつつ「アイムジャパニーズ」というと。困惑した顔で頭をひとつ下げ、去っていった。またかよといった気分。もちろん人通りは多いしぼくでなければいけない理由は見当たらない。きづくと、少し後ろにいたかみさんが大爆笑。「また記録を作ったね」って大きなお世話だ。まあ、ネタができたと内心喜んでいるのは確かだが。

 だが、台北地下街はさして飲食店がない。匂いの関係かね。シンガポールにはいっぱいあったのに。最初にのぞいたフードコートもチキンやハンバーグと西洋風のものばかり。こちらとしては日本でも食べられそうなものはなるべく避けたいところ。結局、中山駅近くのビルにあるお洒落なフードコートで食事をすることに。

 ぼくは無類の麺好きなので台湾麺の定番、牛肉麺のランチセットを頼んだ。フードコートによくある、できたら鳴るポケベルのようなもの(あ、若い人に通じない)を渡されて着席。お店はシックな内装で若い人が多い。

 出された牛肉麺はモダンな感じ。もともと牛肉麺はラーメンと違ってスープにコクをあまりもたせない。ぼくなりの解釈では、メザシでご飯を食べるように(この例えであってるのか?)牛肉をかじりながら麺をすする、というのが正しいように思える。もともと中国の麺は主食の意味合いがつよく、日本のラーメンのように強い味をつけないことが多い。なのでそう思ったのだが、違っていたらごめん。ただ、香りは素晴らしい。この牛肉と麺とスープのバランスが牛肉麺の命だと思う。付け合わせで野菜も充分にとれて満足した。

 そこからホテルへ。定宿なので詳しいことは話せないが中山駅にほど近いビジネスホテル。清潔で設備もそろっているしなにしろ安い(ふたりで一泊五千円ほど)。ここを押さえておけば、マイルがたまりしだい格安旅行ができるというもの。

 しばらく休んでから台湾観光といえばこれ、というほどのスポット夜市へ向かった。というところでつづく。