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穿った見方をするならば、

これは、ひょっとすると筒井氏の作戦勝ち、かもしれない。

文学作品は、時に翻訳や編集などでその様相を変える事がある。

なんの作品だったかは失念したが、あるミステリー作品で、それが破綻したのを見た事がある。

原因は編集のミス。

作家が指定した行数と一行の文字数ならば成立する暗号が、「読みやすい」大活字化をした事で文字がずれてしまったり、

現代仮名遣いや常用漢字への書き換えで文字のずれや字体の改変を生じた事が原因。

この国で一般的に使われている文字は、かな、カナ、漢字、アルファベット、と多岐にわたる。

しかし、現代韓国語は、表音文字、つまりカナ書きのようなもの。

つまり、同音異義語、読みが同じでも違う文字を使う一種の言葉遊びは翻訳不能。

少なくとも、自らの作品に誇りを持つ作家には許し難い事だろう。

さて、今までの翻訳に致命的な誤訳や、改変が、仮にあるとしたら、中止を申し入れるよりも、中止させる方が効果的だろう。

さらに、著作権について考察すれば、国内出版社の物を販売させた方が、海賊版などを防ぎやすいだろう。

ま、彼の国の者たちに、翻訳ものと言っても筒井氏の作品の含蓄を理解できるだけの知的水準があるとは思えないから、作品のためにも良いことかもしれない。

■韓国出版社、筒井作品の出版中止 少女像巡る投稿に反発

(朝日新聞デジタル - 04月08日 11:41)