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なし

傾げた空を仰ぎます。

燦々と降り注ぐ光は

とても柔らかで

とても冷えています。

耐えきれずに

視界を隠したその隙間

エメラルドに輝く空を見ました。

ヒラヒラとお喋りをする

居場所をなくした僕のよう

ひたすら震えるのでした。

「君が笑顔なら」

「君が幸せなら」

明日も繰り返すように

互いのネジを巻き戻しています。

瞼が重たくなる前に

この羽根は

君の元まで飛べるのでしょうか。

降り注ぐ光は

真っ赤な華を咲かせるのでした。